避雷針の設置基準

避雷針.comでは、建築基準法に基づく避雷針設備の設置基準、接地抵抗、保護角の解説をしております。避雷設備の設置の規定は、従来の円錐状の保護角を用いる測定方法から回転球体法による保護角の算出に移行されております。

避雷針設備の設置工事について

 避雷針設備の設置工事は、基本的に電気工事士資格保持者が行う事になっておる。

 避雷針の接地抵抗は「10Ω以下」と非常に低い設置抵抗である為、設置工事には技術と経験が必要となる為じゃ。

 大型のビルや工場などの施設の場合は、特に避雷針そのものの設置場所も
●屋上
●煙突の先端部位
などになるケースが多い為、メンテナンスを頻繁に行うことも難しい。

 じゃから、最初の設置の段階で専門科にしっかり設置してもらう事が重要と言えるのお。

接地抵抗の銅版の効果について

 接地抵抗の銅版の効果は、接地抵抗銅板を埋設することによって、
●空中と地面の電位差
が解消される点にあるのじゃ。

 この電位差が解消されると、
●落雷
が発生しにくくなるのが最大のポイントじゃ。

 更に、落雷が起こった際に避雷針と接地線が電流の通り道となる事から、
●建築物に与える被害
も最小限に食い止められるメリットもあるのじゃよ。