避雷針の設置基準

避雷針.comでは、建築基準法に基づく避雷針設備の設置基準、接地抵抗、保護角の解説をしております。避雷設備の設置の規定は、従来の円錐状の保護角を用いる測定方法から回転球体法による保護角の算出に移行されております。

接地抵抗とは?

 避雷針設備を設置する際に重要となる抵抗に
●接地抵抗
と呼ばれるものがある。

 この接地抵抗とは、
●避雷針や機器設備などの保安接地などのアース端子が大地との間に持つ抵抗
のことをあらわすのじゃ。

 この接地抵抗の高低は落雷の被害に対して大きな影響を与えることから非常に重要な数値となるのじゃ。

銅板の接地抵抗基準値について

 避雷針設備の設置に関する、地中に埋設する銅板の接地抵抗基準値は基本的に
●10Ω以下
という数値に規定されておる。

 この、10Ω以下という接地抵抗の数値は非常に低い数値じゃ。

 そのため、避雷針設備の設置に関しては、電気工事に関する専門技術者が工事を行う必要があるのじゃよ。