避雷針の設置基準

避雷針.comでは、建築基準法に基づく避雷針設備の設置基準、接地抵抗、保護角の解説をしております。避雷設備の設置の規定は、従来の円錐状の保護角を用いる測定方法から回転球体法による保護角の算出に移行されております。

避雷針設備の設置の目的

 避雷針の目的は、落雷による「被害の縮小」が主な目的じゃ。

 その為、落雷時に帯電した電流を
●空中放電
させるよう、避雷針の先端は細く尖らせた形状になっておるのが大きな特徴じゃな。

 尚、避雷針の形状の特質から景観を損なう性質をもつ可能性もあり
●景観への配慮
●避雷針の色彩・デザイン
などに関しても一定の基準が設けられておるのじゃよ。

避雷針の設置場所について

 避雷針の設置場所は、基本的にビルなどの高層建築物に部類する建物では
●建築物の屋上に必要な個数を設置
することが基本となっておる。

 また、一般的な個人住宅や低層住宅の場合は、
●屋根の先端部位
に設置するのが通常じゃ。

 これは「避雷針の保護角」を活かす為に、最上部である必要がある為じゃな。
⇒保護角とは?